2019.8.20(Tue)

こんなに怖い「糖化」のダメージ

近頃、耳に付く糖化。美と健康には避けていられない問題のようです。
酸化の次は糖化・・・ですか。
「老いを加速させる」とか「からだのコゲ付き」とか想像するだけで怖いです。

老いの原因である「酸化」が体のサビであれば、「糖化」は体のコゲなのだそうです。 サビてる感覚は、身体の劣化とともに自転車や車のようにサビつき、ギシギシするような感覚は何となく感じるような気もするのですが。 糖化で焦げるって???焼肉とかトーストとか…?そんな貧困イメージ(笑)では、糖化について、詳しくみていきましょう。

糖化とは?

実際に体の中では、体内で余った糖がタンパク質とくっついてしまい糖化反応を起こし、糖化したタンパク質は、茶色くなる → 硬くなる → もろくなる そうです。

さらに糖化最終生成物AGEsという物質ができると、なんと、体内のどこかに溜まってしまうとか。ひえ~、怖すぎます。

現代特有の数々の不調の背景には、糖化が関係していると言われています。不妊問題もその一つで、男性の精子の糖化、女性の卵子も糖化していると妊娠しづらくなるというお話もあるようです。

さらに、40歳中年を過ぎると、食後の体内で極端に糖が余る状態になりやすいのです。日本人にはその傾向が特に多く、知らない間に日本人の多くが糖化に蝕まれているとのこと。 40歳を過ぎてAGEsが溜まり続け、どんどんタンパク質にダメージを与え続けていたら、身体は本来の機能を果たせなくなってしまうのです。これからの日本人が心配過ぎです。

お肌のくすみ、糖化が原因かも?

さらにさらに、体の負担になる糖化が、美容観点でも莫大なる影響を与えている事は察しが付くとは思います。

肌やコラーゲンもタンパク質です。お肌のクスミ、近頃、気になって…なんて事ないですか?肌の中にAGEsが溜まることで、肌の色がどんどんくすんできます。 もちろん年齢とともに糖化が進みやすく、だからなのか、肌のクスミ・肌のつやが悪くなってきているのかもしれません。

弾力不足にも糖化の影

かわいい赤ちゃんのハリ肌・弾力肌はコラーゲンたっぷりの肌。弾力・ハリは、伸縮性たっぷりのコラーゲンのおかけです。 本来コラーゲンは伸縮性が重要で、しっかりと伸び縮みが出来るから若々しさのハリ弾力の状態をキープできますが、コラーゲンの中にAGEsが入り込んでしまうとコラーゲンが切れてしまうのです。

さらに、AGEsが肌に一定以上溜まったままでいると、その部分の肌のキメができなくなり、最終的にはAGEsは肌の内側で荒れと赤みを生み出します。しかしAGEsはもともと体にはないものなので、身体が異常を察し、出そうとしても人間の持っている抵抗力では、攻撃し続けてもやっつけることは出来ないため、退治出来ないエンドレスな戦いを続けるうちに、健康な組織までもが、自分自身の攻撃で傷つくという悪循環の恐ろしさが起こってしまいます。

糖化予防も便利に楽しく

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さらに、糖化がタンパク質だけでなく脂質にもダメージをあたえることがわかってきたとのこと。飽食の時代が人類史上初めての事なので、この「糖化」を抑えるためには、原始的な方法のアプローチがメインで伝えられています。

糖化を抑えるために、食後10分ほどのウオーキングも有効ですし、食事の順番は野菜ファーストにして、食事で取り入れた糖質を糖化という怪物に変身させないようにバランス良い食事もこころがけないといけませんね。

日本人の食事は、糖質代表のお米のごはんがメインになります。 昔は、からだを使い良く働き、歩いて移動していたのだから、酸化はしていたかもしれませんが、糖化で自分を自滅させることはなかったのかも知れません。

先日、モデルさんからお話を伺ったのですが、管理栄養士指導⇒食材がカットしてあり肉・魚・野菜など全てがカット済みでセットされた宅配があって、動画を見ながらお料理をつくるのが、美味しくて・目新しい料理を作るのが楽しくて、夫婦の会話もはずみ、便秘気味の体調も改善され体調も改善するとのことで、あつくおススメいただきました。

ご飯も少量で満足して、管理栄養士の考えたお料理だから安心で、楽しく・美味しい・安心で、ベストバランスなお料理は、働く女性や共稼ぎ夫婦にもってこいで、ちゃんとお料理している風なシステムだから手抜きしている罪悪感もないからいいよー。との事。

仕事の忙しさやストレスで、酸化して身体も心も荒んでしまいそうなときに、お酒や過食での糖化でさらに人生ごと焦げ付かせないように、便利ながらもプロフェッショナルの力を借りて、健康と美と楽しみをお安く便利に利用できる現代社会の良さをエネルギーにしていくのも大切ですよね。

令和の時代は、いろんな情報を自分の環境に合わせチョイスして、楽しみながら、美も健康も趣味も、自分らしい環境で自由に出来る時代。

黒ずみ焦げ付いた糖化した身体や環境にはならないように、その時その時のチョイスを間違わないようにしましょうね。

糖化という怖い話でしたが、その時々のチョイスで、透明感を保てますように!

では、今回はこれまで。 最後まで読んで頂きありがとうございます。

ヘアメイクアップアーティスト

木村 真規子

JJ,anan,25ans などの主力女性誌、各テレビ局、全日空、資生堂など日本の一流企業をクライアントとして持ち、広告業界の第一線で活躍。同時に人相学を学ぶことで、メイクで好感度をアップすると運命がよい方向に変化していくことを発見し、美運メイクを考案。 美と開運のナビゲーターとして活躍の場を拡げている。

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