2019.6.20(Thu)

美容はジェンダーレスの時代へ

湿気が気になる季節、むしむしと暑く感じる日や 雨で冷え込む日もあり、気圧の乱高下で体調管理も大変です。体調管理は万全ですか?

健康と美は、表裏一体といわれます。昨今は、中高年の美と健康の興味は、女性だけでなく男性の方々にも意識の高い方が増えてきているようです。

肌のお手入れにいそしむ男性急増中

美容化粧品・美容医療も老若男女共に楽しめる時代となりました。 美とは他者に対する自己演出メッセージといわれますが、ポジティブに健康であれば問題ないのかもしれません。近頃は、男性も仕事柄、お相手に与える印象を大切にする人も多くなっているようです。

女性よりもこだわりを持って男性用化粧品をそろえて日々お手入れしている男性も多いようで、男性用化粧品の種類はかなり多くなりデパートコスメ売り場に男性化粧品が堂々と陣取っています。

男性用化粧品は養毛剤だけ、なんて時代はもう古い!
  今やスキンケア用品やエステや脱毛は当たり前のこと。ファンデーションを塗り、眉をデザインしてキリリとメイクアップする男性も多くなっているようです。
シミは、男性も汚らしく老けて見えると美容皮膚科でシミ取りレザーを照射する男性が増えているそうです。シミ取りレザーの後は、さらにお手入れが大変です。


男性モデルは、撮影時は当たり前のようにファンデーションを塗って、ハイライトとシェーディングで立体感のあるメリハリ顔を演出して眉を自然に整えています。また、無精ひげのように見せかけて、実は、ミリ単位でヒゲをそろえているモデルさんも多いですよ。

「肌がキレイ」はやる気と自信をアップ

昨今のおしゃれな意識高い系男子は、撮影時なみにメイクを楽しんでいる人も多いようです。 ニュースで男性用メイクアップが取り上げられて、インタビューに答えていた一般サラリーマン風男性いわく…営業などで人に合う時や、プレゼンなどで印象を良くみてもらうのはもちろんのこと、自分の肌がキレイに清潔感が出てくることで、テンションが上がり、やる気と自信upにつながってきます。…と答えていました。

そういえば、思春期の頃に色付きリップを塗ってアイシャドーを少し塗ってみたときに、トキメキを感じて、誰かに可愛いとかほめてもらえないかな~なんて高揚した気持ちを思い出しました。

男性だって、カッコよく清潔感のある自分を、自信を持って見てもらいたいはずです。

男性は、チョイ足しお手入れだけでも、キレイになるのが早いですよ。 ほんの少しだけ、丁寧に化粧水や美容液を塗る。美容液を塗った後に首筋やデコルテにも優しく伸ばして、リンパケアをプラスする。それだけでも顔色が明るくなり、お肌も締まってきますからお手入れにハマってしまう男性が増えているのかも知れませんね。

精神的にも肉体的にもプレッシャーやストレスの多い男性ですから、癒しを感じやすいのでしょう。お酒は飲まない・煙草を吸わない若手男性も多いようですから、自分をアゲルおしゃれにお金と時間をつぎ込む。男性ファッションの売り上げは女性より伸びているようです。

「美」にハマる男性たち

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なんと、美白男子も増えていると聞きます。
年々日差しが強くなっているのもあるかとは思いますがUVクリームに日傘男子。そういえば、オシャレマスクという不思議な格好の若者男子を見かけますが、もれなく色白肌です。ふしぎ…です。 マスクがオシャレとは…美白とは…摩訶不思議です。病の象徴的マスクがファッション?健康が基本の美が、美の基本であってほしいものです。

オシャレは、健康的にみせるのが魅力倍増だと思うので、お肌がキレイ・身体がキレイ、それが、健全な男性美の役割だと思いますので、清潔な肌、爽やかな頭皮、サッパリと決まったファッションでいれば、女性達・娘たち・妻たちに愛されそうですよ。

ただ、ナルシストはやめてくださいね。

ギリシャの神話のナルシスは、自分の美しさに見惚れ水辺に映る自分を1日中眺めるだけの生活をおくっていたら、神の逆鱗にふれ水仙に変えられてしまったのです。水仙は水辺を見るように美しく咲いているのはそのせいとか。

それほど男性は、美しさにひかれてしまいます。 男性が美しさに興味を持ちオシャレに時間とお金を費やし始めたら、それを、外に向けて生かす男性としての行動力のスイッチを入れてあげましょう。水仙のお花になったら大変ですから。

エステや美容サロンなどをされている経営者の方々は、男性メインのお手入れ会の日を設けて、お手入れ相談に乗りアドバイスしてあげたら、大切なお客様になっていただけそうです。

お勤めの男性は、毎日のようにヒゲを剃り気が付かないだけで肌荒れもあるでしょう。一度化粧品売り場のカウンターに座ってお手入れなどしたら新しい世界に突入ですよ。 女だけに楽しませてなるものかって感じでメイクやスキンケアの世界にハマってしまいそうです。

女性と男性のお手入れが逆転する日も近そうです。昨今の女性は、オールインワンでクイックなメイク&お手入れですから。

女性だって、本気だしてキレイを目指したいものです! 油断禁物!!!!

今回は、ここまで。
いつも読んで頂きありがとうございます。

ヘアメイクアップアーティスト

木村 真規子

JJ,anan,25ans などの主力女性誌、各テレビ局、全日空、資生堂など日本の一流企業をクライアントとして持ち、広告業界の第一線で活躍。同時に人相学を学ぶことで、メイクで好感度をアップすると運命がよい方向に変化していくことを発見し、美運メイクを考案。 美と開運のナビゲーターとして活躍の場を拡げている。

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