2019.4.20(Sat)

いい汗をかきたい季節到来!「汗活」のすすめ

ようやく春の新緑が清々しい季節となりました。

寒暖差がありますが、日中活発に活動している時、汗腺からじんわりと汗を感じてきます。そろそろ、制汗剤の準備が必要かも。なんて思ってしまう暑さの日もあります。

新緑の若葉には大切な光と温度ですが、人間は紫外線を拒否した上に、一年中エアコンの温度管理の中で暮らしていますから、汗をかくことも少なくなった女性たちがほとんどかと思います。

しかし、汗をかかなくなった汗腺には問題があることも。汗の成分も、塩分が強くベタベタの酸化汗になりやすいのです。汗の塩分濃度は、年齢に応じて濃くなるとの統計があるのですが、近頃の若い女性たちも塩分濃度が60歳代と変わらなくなっている女性も多いとか。

なぜにそんな老化汗になってしまう若い女性が多いのでしょう?

汗をかくのが嫌な事として、汗をかかない生活をしている方も多いのではないでしょうか。または、更年期でもないのに、頭や顔からだけ汗が吹き出してしまうとか。

そこで、今回は汗についてお話しします。

汗は肌の老化にもつながっている!?

木村先生コラム201904


体温調節を担っているのは、脳内の視床下部。外気温が上昇した時や運動をした時に、体の情報をキャッチして汗腺に汗を出すサインを送り、体温調節を測ります。
また、緊張や興奮といったものがキッカケで汗が出ることがあります。辛い物を食べた時も発汗が止まらなくなりますね。

理美容関係者は国家試験の猛勉強をした方がほとんどですから、汗と言えば、エクリン腺・アポクリン腺の違いや分布場所の違いも覚えていますよね?汗や汗腺は、人間が進化の過程で手に入れたものだそうですよ。

さて、若い女性の汗はサラサラとした汗なのに対し、おばさん汗は塩分多めのベタベタ汗。酸化の早そうな汗で嫌ですね。でもそれだけでは済まされない事実があるようですよ。

高齢になると汗をかく機会が減り、汗をかかない生活が続くと汗腺も老化します。汗をかかなくなると、汗腺が萎縮するのだそうです。汗腺の萎縮は肌の老化につながり、たるみやシワにも大きく影響することがわかってきました。

汗腺の萎縮で、真皮層に空洞ができ、その空洞に皮下脂肪が入り込み、ゆるみ・たるみとなり肌を支えるのも難しくなるようです。

なんと恐ろしい汗腺の衰えでしょう。

たっぷり汗を出す「汗活」をはじめましょう

木村先生コラム201905


汗をたっぷりと出せる健康で若々しい汗腺を保つには、汗腺の機能復活がキモとなります。運動で汗をかけたらよいのですが、運動が苦手な方は、お風呂にゆったりとつかって汗をタップリかくとか、サウナや岩盤浴で汗をかくなど、日々のケアとリハビリが必要です!

汗の質が良くなり、毎日たっぷりサラサラ汗をかき、汗腺を再生させることで、代謝が上り冷えもとれ、保湿効果の高い肌になり、お肌のターンオーバーも早くなり、健康で若々しい肌になります。

私も汗をかけないタイプなので、暑い日にたまに汗をかくと自分の汗にかぶれると思っていたのですが、実は、塩分の多い汗が肌に残り、ヘア剤やアクセサリーの金属と混ざり酸化し炎症を起こしていたのだと判明しました。

ということは、私の真皮層の汗腺も退化してたるんで空洞化が進み、脂肪が浸食し、タルミ肌となっているはず。

残念で終わらせられない老化問題ですから、これからは、少しでも汗を出せるよう習慣をつけなくてはと目覚めました。

若いお嬢さんも発汗習慣をつけなくては大変なことになりますよ。意識して汗を出すには、これからの季節を利用して「汗活」をすることをおススメします。

汗をかいた後には、お手入れも抜かりなく!

スパやジムで汗を流した後に、私のおススメは、大好きなバージンフィニッシュローションです。肌にも髪にも頭皮にもボディケアにもオールマイティに使えるのが素晴らしいローションです。オイルを1,2滴ミックスして使用することもありますし、気分を変えるために、品質の良いお気に入りの最上級アロマオイル少量をミックスしてボディマッサージをすることも。

ぜひ、1本バックに忍ばせておいてください。この季節、わたしは虫刺されにも使うのですよ。私にとってバージンフィニッシュローションは頼りになる精神安定剤のような安心感です!(あくまでも、個人的な使い方ですので、まずは使用方法を確認してお試しくださいね。)

これからの季節を楽しみながら、汗と汗腺の若返りをイメージして汗活を楽しみましょう。汗活と共にバージンフィニッシュローションでのケアも楽しんでくださいね。

いつも読んでいただきありがとうございます。

ヘアメイクアップアーティスト

木村 真規子

JJ,anan,25ans などの主力女性誌、各テレビ局、全日空、資生堂など日本の一流企業をクライアントとして持ち、広告業界の第一線で活躍。同時に人相学を学ぶことで、メイクで好感度をアップすると運命がよい方向に変化していくことを発見し、美運メイクを考案。 美と開運のナビゲーターとして活躍の場を拡げている。

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