愛情ホルモン オキシトシンで癒やし術

お肌の調子がすぐれない。

高級ラインの化粧品を使っているのに結果が出ない。

スキンケアとお手入に気合いを入れているのに変化が感じられない。

それは、オキシトシン不足かもしれませんよ。かなり前にもオキシトシンについてのコラムを書いたことがありました。初耳の方にも耳にした事のある方にも、新しい情報をまじえて今回はお伝えしてみたいと思います。

オキシトシンとは？

NHKの番組でも美容とオキシトシンの特集があったほどに今注目ワードの「オキシトシン」。そもそも、オキシトシンは哺乳類の出産の際 重要な働きをするホルモンとして発見されました。

オキシトシンの働きで出産時の陣痛として子宮が収縮して赤ちゃんを押し出したり、赤ちゃんに母乳を与えることが出来たりします。このように神秘的な働きのオキシトシンホルモンは、「女性の美と若さと癒し」に深く関わっているのです。

傷ついたお肌にオキシトシンか届くと幹細胞が元気になり素早く傷ついた肌を修復し活性化へと導くと期待されています。

マウスの実験段階ですが、オキシトシンがダイエットの味方にもなりそうです。オキシトシンを餌に投与したマウスは内臓脂肪が減り、さらに適正体重を維持し続けたとの結果も！

オキシトシンを増やす方法

美に直結のオキシトシンですが、サプリメントはまだまだこれからの研究段階のようです。では、どうすればいいのでしょう？

実は、前にも紹介しましたが、スキンシップでオキシトシンは分泌されるのです。

肌と肌とのふれあい。
手をつなぎ合うこと、抱き合ったりハグしたり、ペットを優しく撫でてあげる。抱き枕でも少しながら効果ありのようですよ。

赤ちゃんやペットと見つめ合ったり撫でてあげたり抱っこしたり。それが無理なら、誰かに親切にしてみるだけでオキシトシンホルモンが増えるのです。コミュニケーションで幸せを感じて綺麗になるなんてステキ過ぎですね。

ゴシゴシNG！「やさしく」「ゆっくり」「愛を込めて」

なかなか、触れ合う人がいないのですけど…というかたも心配ないですよ。好きな人の声を聴いたり、会話をしたり。好きな人の写真を待ち受けにして眺めるだけでもOKだそうです。

また、良い香りを感じる事でもオキシトシンが増えるようです。アロマオイルも、自分が良い香りと感じることでアロマテラピーとオキシトシンの効果倍増になりますね。

自分で、アロマオイルでマッサージすることもよいですが、マッサージをしてあげることでオキシトシンは増えるようですよ。マッサージをしてもらうより、マッサージをする方のオキシトシンが増えるのだそうです。

する方もされる方もオキシトシンが増えるなんてステキですね。さらに、してあげる方のオキシトシン量が多いなんて、さすが、愛情ホルモンですよね。

マッサージをする時はゆ～っくりと優し～く、さするようにマッサージしてね。なぜかというと、最新の研究では肌をさするスピードは秒速5㎝がベスト！ゆっくり優しく秒速5㎝のマッサージで皮膚から直接オキシトシンが分泌される事が発見されたようです。

脳からだけでなく肌からもオキシトシンです。愛情ホルモン・癒しホルモンのオキシトシンを上手に出すなら、ゴシゴシとお肌のお手入れを気合いでするよりも、優しく愛を込めてゆるーりと撫でて喜愛を込めて幸せを感じるお手入れが大切です。

お肌がなかなか綺麗にならないと悩んでいる人は、もしかして

・お手入れの撫で方が強くないか？
・スピードが速くないか？

シャンプーや洗顔や化粧品でのスキンケアを今一度確認してくださいね。神経質な綺麗好きは、力とスピードを込めてゴシゴシガシガシと鍋の焦げ付きでもとる様に強めにお手入れしていませんか？

黒ずみや、クスミや、乾燥・肌荒れ防止のため、オキシトシンホルモンに発動してもらえるように、愛を込め優しく秒速5㎝ナデナデ優しくお手入れしましょう！

自分だけでなく、誰かにもナデナデお手入れをしてあげたら、おまけ付きで自分の方がオキシトシンホルモンを多くご相伴に与れるのです。(笑)

さすが愛情ホルモンと言われるだけありますね。

愛情ホルモン・オキシトシンで美容と健康と癒しを意識する女性は若々しくいられますね。そして、愛情ホルモンは無料ですから。

ぜひ、お試しください。